会場が狭いし(目と鼻の先にお客さんが居る)、足元のカーペットがやはり不自由だったが、ともかく21:30過ぎ無事終了。楽屋で、基金さんの広報用の映像撮影。毛を振って「this is my JAPAN!」とひと言決めて、レンズを睨んでポーズ!(笑) 原所長さんがお弁当を差し入れてくださったので、明日が早いから大助かり!基金の皆さんにお世話になり感謝!感謝!
18:30開演。イレーネさんの絶妙な掴みで、学生たちをはじめとする客席の皆さんは集中力が増し、真剣に観ている空気感が伝わる。桑名公使の掛け声もいい間で入る!ありがとうございます!
私の変身ぶりに仰天したらしく(笑)、センターの照明オペレーターさん、音響オペレーターさんは気合十分!舞台袖のスタッフ皆さんも、先ほどのリハーサルとは打って変わって、食い入るやうに見詰めて居る(笑) やはり歌舞伎は、特に女方は極彩色の人工美が身上だから扮装が第一条件。その点、これまでのレクデモで上演して来た「鷺娘」はドラマチックな要素もあり好演目だということを再認識する。
カーテンコールで、大使館の選曲による「EL Son de la Negra」が掛かり、私が獅子の毛振りを再度はじめると、学生たちは騒然として超ノリノリ!(笑) これぞ異文化交流!
終演後、楽屋に戻ると、スタッフ皆さんが追っ掛けて来て、写真責めサイン責めで、衣裳もかつらも脱げず、嬉しい悲鳴!(笑)
かくして、9年ぶりのメキシコ公演も上々の反響でホッとする。通訳のイレーネさんのお力に拠るところ大で、心から感謝して再会を約して別れる。現地語の台本を入念に作られたotaniさんと東さんの尽力にも感謝!感謝!